ご自宅で安心して、医療が受けられる。
それが訪問看護です。
看護師がかかりつけ医師の指示に基づいて、ご自宅を訪問して適切な看護サービスを提供します。 お年寄りや、お年寄り以外でも病状が安定して在宅で療養されている方の家庭を看護師が定期的に訪問して、自立生活の補助を行うのが訪問看護です。
血圧・体温・脈拍はどの測定、心身の状態を観察し、異常の早期発見や再発防止に勤めます。
薬の効果確認や副作用の観察、服薬に関する助言を行います。
在宅酸素療法、吸引、膀胱留置カテーテルの管理、ストーマケア、床ずれ予防・処置、点滴、中心静脈栄養法、胃ろうチューブの管理等、ご本人・ご家族にあった介護技術指導を行います。
病状に関して、主治医と連携します。ケアマネジャーやサービス事業者・行政等と連携を取り、利用者が自立した生活を送れるように相談・助言を行います。
ライフスタイルを整え、悪化の予防・健康状態の維持・改善を図ります。
心身の状態観察・服薬・コミュニケーションの援助や生活リズムの調整など、相談・援助と看護を行います。
食事・排泄の援助、入力・清拭・洗髪等、身体の清潔に関する援助、皮膚のトラブルやスキンケア・医師の指示に基づき処置も行います。
痛みや倦怠感・苦痛緩和の看護・医療処置を行い、ご本人の願いに添えるよう調整します。
ご家族の介護負担を軽減してご本人にとって安全で安楽な介護方法を助言し、緊急時の対応を行います。
訪問看護には「介護保険」と「医療保険」が適用できます。 どちらで訪問看護サービスを受ける場合においても、かかりつけ医の「指示書」が必要となります。
基本料金は「訪問看護基本療養費」または「精神科訪問看護基本療養費」と「訪問看護管理療養費」の合計、「訪問看護基本療養費」と「訪問看護情報提供療養費」は利用者の合意により加算されます。週4回以上は特別指示書が必要。医療保険証の種類によって負担率が変わります。
ご利用項目 | 利用料(円) | 自己負担額の目安(円) | |||
1割 | 2割 | 3割 | |||
基本療養費(Ⅰ)※ | 週3回まで | 5,550 | 550 | 1,110 | 1,665 |
週4回以降 | 6,550 | 650 | 1,310 | 1,965 |
※訪問看護指示書および訪問看護計画書に基づき、サービスを提供した場合の基本療養費
ご利用項目 | 利用料(円) | 自己負担額の目安(円) | |||
1割 | 2割 | 3割 | |||
基本療養費(Ⅰ)※ | 週3回まで 30分未満 |
4,250 | 425 | 850 | 1,275 |
週3回まで 30分以上 |
5,550 | 555 | 1,110 | 1,665 | |
週4回以降 30分未満 |
5,100 | 510 | 1,020 | 1,530 | |
週4回以降 30分以上 |
6,550 | 650 | 1,310 | 1,965 |
※訪問看護指示書および訪問看護計画書に基づき、サービスを提供した場合の基本療養費
ご利用項目 | 利用料(円) | 自己負担額の目安(円) | ||
1割 | 2割 | 3割 | ||
訪問初日 | 7,400 | 740 | 1,480 | 2,220 |
2日目以降(298×訪問日数) | 3,000 | 300 | 600 | 900 |
※ほかに、訪問看護基本療養費の加算などがあります。
サービス内容 | 利用者負担(1回あたり) |
20分未満 | 326円 |
30分未満 | 489円 |
30分~1時間未満 | 854円 |
1時間~1時間未満 | 1,170円 |
※ほかに、加算などがあります。